元気だけどしんどいんです
先ほどまで眠れなくて泣いていました。元凶を探しました。
頭の中をくまなく。どうして泣いているのかを。
それは、
①思い通りに身体が動かないということの悔しさ。
②思い通りに仕事ができないことの悔しさ。
③休日は仕事のために体力を温存しなくてはならないことの悔しさ。
④人並みに働こうとする自分を抑制しなければ身体がおかしくなることがわかっているから抑制すると、仕事の締切に追われるという悲しさ。
⑤④をわかってくれない人がいるということの悔しさ。
⑥身体が年中しびれいていることを、当たり前だと認識し始めた自分の身体と脳の悲しさ。
⑦元気というのは、身体が年中しびれていることや、頭痛がしたり腹痛がしたり、気持ち悪かったり、多くの不定愁訴について、自分の脳や身体が慣れてしまったから元気といえるのだということに気づいたときの悲しさ。
⑧⑦を考えると、健康な人はこんなふうに毎日毎時間不定愁訴に悩まされることがないわけで、じゃあ、私はどうして常人のようにあくせく働いているのだ、本当は眠っていたいのだ、という本音に行きついたときの無念さ。
⑨病気であることの悲しさ。
⑩あきらめなければならないのに、なおかつ人並み以上に働こうとしている自分の意欲に対しての無念さ。
⑪こんな夜中にそんなことを考えて泣いている自分の悲しさ
⑫あげればきりがないからもう書かないよ…とあきらめる自分への悔しさ
本来、
今回の選挙についてがっかりしているとか、
今の世の中について憂いているとか、
友だちはどうしているかな? とか、
おじさんが亡くなってもうすぐ1年か……とか、
自分以外の物事について思いを馳せて涙するならまだしも…
考えることは自分のことばかりで。
結局は、自分に甘いのだ。布団に入っても涙が出てくるから、悔しくて、悲しくて、起き出して書いているわけだけれど。
落ち着くために。答えを探すために……。
でも、私が泣いている理由なんて、きっとごく簡単なことだ。
私は病気で、
至るところで“元気なふり”をしているから。
たまに糸が切れちゃうんだ……
たまにひとりで葛藤するんだ…
でも、こうして公に、不特定多数の目にふれるところに書くのだから、
私は弱いわけで。
私は病気で、
元気なふりをしているから。
ごく、
簡単なことだ。
楽しいから笑顔になるわけではない。
笑顔になるから楽しいのだ。
もうつかれたよ……