恐れ入ります、いつものことです。

メランコリックなにゃも雑記

だけれど勝手な脳がやらかしてくれている

憂鬱街道まっしぐらなわたくしめは、頭の中を空っぽにして月夜の晩や秋の風が吹く森の中を散歩したいのです。事務所とは逆方向の電車にのって、秋晴れの空を眺めて飛行機雲を探したり、飛ぶ鳥を睨んだりしたいです。睨んだり。睨んだりね…

だからキャリーケースに荷物を詰め込んで東京を出たのです。銀杏の香る(まじかんべん)港町へ。

1日(月)は仕事が終わったらまっすぐ家へ帰るつもりでした。けれども足は外苑前に向かうのです。疲れた脳は、疲れているにもかかわらずそこへ行こうとする勝手気ままな身体にしたがって帰り道とは別のほうへと足に指示を出しました。

結果、行ってよかったのかはわかりませんが、気持ちのよい風の吹く野球場でひとり、鐵一のカレーを食べながらあほな時間を過ごせたのだからよしとします。相手は巨人でした。今シーズンの優勝チーム(きょじん)はだいぶ前にあっさり決まってしまったからか、消化試合といわれる優勝が決まったあとの試合の観客動員数はひどすぎます。1日もガラガラでした。ま、いいんだけど。だからこそぼんやりできて、泣けるのだからよいのですが。。。

今日は横浜スタジアムにいくよと、身体が申すのでそれに従ったまで。むしろその逆で脳が申したので身体が従ったのだと…思い直しました。訂正。先に書いた疲れた脳は、疲れているにもかかわらずそこへ行こうとする勝手気ままな身体にしたがって…というのは逆。疲れた身体は、疲れているにもかかわらずそこへ行こうとする勝手気ままな脳にしたがって、帰り道とは別のほうへと足に指示を出しました…。である。

そしてそのとおり、今日があるのでした。勝手気ままな脳は、勝手気ままに極上なチケット(内野SS席)をとらせ、勝手気ままにホテルを予約させ、勝手気ままに荷物を詰め込ませ、勝手気ままに仕事のことを忘れる力を身につけて、勝手気ままに港町にわたしを運んだのでした。

 

すべては脳のせいである。

 

もうだれも、探さないでください(うそ)

 

メレンゲ「ユキノミチ」live at Shibuya Club Quattro, 2011/12/30

 

メレンゲ_ユキノミチ

 

CD音源のほうがいいです……だいすきです…