恐れ入ります、いつものことです。

メランコリックなにゃも雑記

時が経つのはあっという間だから

想い出は雪だから透き通った水へかえってゆくだけ

あーいつの日にかみんなどこかへ消えてしまう気がするー


Sherbet 水

 

引きこもりたい衝動に駆られております。もとから引きこもり体質であるので、地下に潜って何も語らず何も発信せず何もしないでただただそこにいて、じとーっとした目をしながらぼんやりとしていたいのです。

私の存在など社会に有益になることが一つもない。ただ、感動しました!っていうお手紙をもらったり、イケメンたくさんだったね! っていう感想をもらったりすることで少しは元気になっているのか、どうか。ただただとろんとした目をして手綱で指示された通りに歩んでいるだけなんじゃないのか。ただただ病気である自分をひけらかして特定疾患なんだぜ、薬で顔がでかくなっちゃったぜ、国からお金でるぜ、この病気のための検査だったら上限決まっていてMRI検査をしてもそこまで費用がかからないんだぜ、まじだぜ、わらえるぜ、こんなに元気なのに(語弊あり)……とか、嫌なことを考えて、日本に居なくてもいいレベルの人間がここに存在しているのではないか。

わからないことを知ろうともしない若い人たちと同じく、世の中の汚いところから目を背けて自分自身のなかだけで生きようとする私を戒めるものはなんなのか。それは書であり、漫画であり、音楽であり、ドラマであり、美しい自然であり、おいしい食べ物であり、人との出会いである。

社会から断絶してプラモデルをつくったり、編み物を編んだりする究極の極端さを私の中から排除していただきたい。急に世の中と連絡をとりたくなくなって、携帯を捨てる人生をどうにかしていただきたい。

ほんとはね、ずっとつながっていたいのに、時とともに風化していくものを追わない力は人一倍持っている。さようなら、いろんなこと。もう私のところにいなくてもいいから。と思いながら趣味を捨てたりもできる。こんな私がこの世に存在していても、誰も有益なことはない。

だけどひどく極悪な顔をして、恥ずかしく存在している自分が好きなのかもしれないと考える。好きで好きで仕方がないから、生きていけるのだとも思う。病気になったって、楽しく生きられるっけ別にいいんじゃないかと思える。私をモルモットにしていただいて、今から産まれるすてきな人たちが同じ病気になったときに私という人間が少しでも役に立つように。

 

あ!

そういうことか…私は健康のままではただただ何にもない、何も残せない、社会には不要なごみそのものだったのが、病気を与えられ、データを残され、今後の病気の解明に少しでも役立っている…のか、そうだとすれば、生きている意味は多少あるのかもしれない、と。

 

気づいた。

いいじゃん、べつに。それでいいじゃん。時が経つのはあっという間だから、わたしはすぐに絶望から立ち直ったふりをして、みんなの前でにやにや笑うんだろう。

 

おやすみなさい